ケーススタディ3:
相続財産が現金12,000万円、
相続候補者が、
配偶者、被相続人の父、被相続人の母 の計3人の場合
ケーススタディ1との違い 相続候補者が 実子がなく、両親が含まれている点 |
法定相続分:
法定相続人 | 法定相続分 | 各相続額 |
配偶者 | 2/3 | 8,000万円 |
被相続人の父 | 1/6 = 1/3 ÷ 2 | 2,000万円 |
被相続人の母 | 1/6 = 1/3 ÷ 2 | 2,000万円 |
配偶者は1人しか存在しません。
つまり、配偶者は 分割されることはありません。
被相続人の父母は1人ずつしか存在しません。
被相続人の父母は、子がいる場合は相続人となれませんが、
本ケーススタディでは子がいないので相続人となります。
配偶者と直系尊属が相続する場合は、
配偶者が 2/ 3 の割合
直系尊属が 1/ 3 の割合
となります。