問題(小規模宅地等の課税価格2)

試験対策

次の宅地が小規模宅地等として選択された場合において
相続税の課税価格に算入すべき価格はいくらになるか?


貸付事業用宅地等
評価額  330,000万円
土地面積     400坪


答え: 305,000万円


解説:
0.試験問題を解くときには、
  キーワードに 図表に直接 目印を付けることをお勧めします。

  色付け例
  次の宅地が小規模宅地等として選択された場合において
  相続税の課税価格参入すべき価格はいくらになるか?

  貸付事業用宅地等
  評価額  330,000
  土地面積    400

1.単位が坪なので 1平米当たりの地価を計算する。
  330,000万円 ÷ 400坪 ÷ 3.3平米/坪 = 250万円/平米

2.貸付事業用宅地等 なので、
  限度面積 200平米
  減額割合   50% = 0.5
  を 計算式にメモする。

3.土地面積と限度面積を比較する。
  土地面積 > 限度面積 の 計算式を書く。
  この時、 単位を必ず揃えること。

  土地面積 > 限度面積 の 計算式2
  前提評価額 - 減額金額


  330,000万円 - 250(万円/平米)+200平米 ×(1-0.5)
  = 330,000万円 - 25,000(万円
  = 305,000万円




こんな結果になる相続は 地方ではまずないでしょうね。
ただの架空の計算問題。 でも現実感の無い酷い問題。 問題提案者 オレだ。