次の宅地等に
小規模宅地等の特例を適用した後の課税価格に算入すべき価格はいくらになるか？
宅地の選択の方法は（）番号の順に従って選択するものとする。
（１）特定事業用宅地等
評価額 １１，２５０万円
土地面積 ４５０平米
（２）特定居住用宅地等
評価額 ７，０００万円
土地面積 ３５０平米
答え： （１）３，２５０万円 （２）１，７２０万円 合計 ４，９７０万円
解説：
０．試験問題を解くときには、
キーワードに 図表に直接 目印を付けることをお勧めします。
色付け例
（１）特定事業用宅地等
評価額 １１，２５０万円
土地面積 ４５０平米
（２）特定居住用宅地等
評価額 ７，０００万円
土地面積 ３５０平米
１．特定事業用宅地等 と 特定居住用宅地等 の組み合わせなので
完全併用できる ことに気付ける。
それぞれの宅地等について
単位が平米なので １平米当たりの地価を計算する。
（１）特定事業用宅地等
１１，２５０万円 ÷ ４５０平米 ＝ ２５万円／平米
（２）特定居住用宅地等
７，０００万円 ÷ ３５０平米 ＝ ２０万円／平米
２．それぞれの宅地について 課税価格を求める。
（１）に関して
限度面積 ４００平米
減額割合 ８０％ ＝ ０．８
を 計算式にメモする。
１１，２５０万円 － ４００平米 × ２５万円／平米 × ０．８
＝１１，２５０万円 － ８，０００万円
＝ ３，２５０万円
（２）に関して
限度面積 ３３０平米
減額割合 ８０％ ＝ ０．８
を 計算式にメモする。
７，０００万円 － ３３０平米 × ２０万円／平米 × ０．８
＝ ７，０００万円 － ５，２８０万円
＝ １，７２０万円
