次の図中の 民法に定める相続人とそれぞれの法定相続分 を求めなさい。
親族図表の二重線は 法律上の婚姻関係を示しているものとする。

回答:
相続人 (実際に相続できる者) |
法定相続分 | 法定相続人 (非課税枠計算の対象) |
妻 | 1 / 2 | 該当 |
子A | 1 / 6 = 1 / 2 × 1 / 3 | 該当 |
子B | 1 / 6 = 1 / 2 × 1 / 3 | 該当 |
子C | 0 | Not |
孫C1 | 1 / 12 = 1 / 2 × 1 / 3 × 1 / 2 | 該当 |
孫C2 | 1 / 12 = 1 / 2 × 1 / 3 × 1 / 2 | 該当 |
解説:
0.試験問題を解くときには、
図表に直接 目印を付けることをお勧めします。
(本サイトでは 目印として 色を着けます。)
1.配偶者と子 の組み合わせ と理解する。
2.配偶者と子 なので、
配偶者が 1 / 2 を取得し、
残りの 1 / 2 を子供の人数で按分する。
子供の人数は3人なので、子A、子B、子Cはそれぞれ 1 / 2 × 1 / 3 = 1 / 6 を取得する。
3.子C(亡)なので、子Cの相続分は、子がいれば、その子に承継される。
図表より孫C1、孫C2が存在していることが確認できるので、
結果 子C(亡)が取得する 1 / 6 の遺産を 孫C1、孫C2が折半する。
よって、
孫C1、孫C2はそれぞれ 1 / 6 × 1 / 2 = 1 / 12 を取得する。
